トラックとタイヤの関係

トラックとタイヤの関係

タイヤとは、車にとっての靴のようなものです。
足ではなく靴と表現したことには理由があります。

 

大型トラックでは、車両総重量が20トンを超えた場合、
タイヤを6輪にしなくはいけないのはお話しした通りです。
1990年代以降は、車輪をもう1軸増やした8輪トラックが登場しています。
車輪が増えるほど1つのタイヤにかかる負担が減少し、タイヤの大きさを小さく出来るのです。
中古トラックの場合でも、タイヤを工夫することで燃費やグリップが劇的に変化することもあります。
タイヤサイズの縮小は、車両の高さを低くすることにつながります。
その結果、荷台の位置も低くなるため荷物の積みこみを安全で迅速に行えるようになりました。

 

荷台を低床化することは、積載量スペースの増加を意味します。
ただし、重心が低くなる分悪路での走行には向きません。
トラックを示す表記で、6×2や6×4というものがあります。
これはすべてのタイヤのうち、いくつのタイヤが動いているかを示しているのです。
前者の場合は、6つあるタイヤのうち1軸の2つだけ駆動しています。
後者の方は、後ろの2軸が駆動しているということを表しているのです。
重量物の輸送や雪道、不整地などで機動力を発揮するのが6×4タイプになります。
駆動する軸とコストは当然のように比例するため、
必要な場合以外はこのようなタイプを使用することは少ないのです。
全てのタイヤではなく、後ろの2軸のタイヤだけを小さくすることで低床化を実現しているトラックも存在します。
キャブの部分にタイヤを押し込むことが出来るため、全体のバランスは崩れないのです。
安全と大量輸送を実現させるために、様々な努力が施されているのです。