荷台を見れば仕事がわかる

荷台を見れば仕事がわかる

特装車とそれ以外のトラックを見分けるには、荷台に注目すればすぐに解決します。
荷物を運ぶためのトラックをカーゴトラックというのですが、それはもともと1種類しか存在しませんでした。
平ボディといわれるものです。

 

軽トラックをイメージしていただくとわかりやすいと思います。
平ボディタイプのトラックは側面と後方の3方向が開くものと、後方のみが開閉するものがあります。
昔は荷台が木製でできていましたが、現在では軽量化のためにアルミを使用しているものも増えました。
その傾向は、大型になるほど顕著です。

 

開閉する部分のことをアオリといいます。
その開閉を容易くするために、コイルスプリングによる補助装置が付けられています。
平ボディは荷台への出し入れが簡単な一方で、
荷物が風雨にさらされやすいという弱点を持っていました。
これを解決するために1960年代に生まれたのがバンボディです。

 

バンボディの特徴は、金属の四角い箱を載せている点です。
高速長距離運転に荷台と車体が耐えられるような車を開発するために、
いすゞと日本軽金属が共同出資することで誕生しました。
バンボディの技術はアメリカからの流入になります。
バンの内部は、高い通気性や保温性を誇るため、生鮮食品などの輸送も可能となりました。
積み荷の後方のドアにも、工夫が見られます。
荷物の大きさによって観音開きや3枚折り戸、
サイドドアといった種類のドアを使い分けているのです。
バンタイプは車両重量が重くなってしまうため、
積み荷の天井部分を無くして軽量化を図ったのがオープンバンタイプになります。
開閉する部位に問題が無いかは、中古トラックを選ぶうえで大きなポイントといえます。