よりたくさん運ぶために

よりたくさん運ぶために

トラックには、積載量の制限というものがあります。
日本では1990年に規制緩和が成され、車両総重量が25トンまで引き上げられました。

 

その狙いの1つが、過積載の抑止です。
規定された以上の荷物積むことは、大きな事故を招きかねません。
それならば、規制を緩めてトラックに詰める荷物の量を増やしてやろうということです。
この緩和と同時に、過積載に対する罰則が強化されたことからも明らかといえます。
車両総重量によって罰則が決まるということは、
軽い車であるほどたくさんの荷物を積むことが可能という意味になります。
トラックの安全性のためには、頑丈であることが絶対条件です。
それと軽量化の両立という難題に、トラックメーカーは長年苦心してきました。

 

1980年代以降、トラックドライバーの世界に女性が進出しています。
乗り心地を重視したトラックが設計され始めたのもこの頃からです。
操作性と株の快適性を向上することも、新たな課題として立ち上がりました。
トラックを運転していると、
荷物を積んでいるときとそうでないときの運動性能の差が気になることがあります。
積載量の多さとその差は比例するため、
大型トラックドライバーの悩みのタネです。

 

トラックのモデルチェンジは、10年以上かかるのが一般的です。
もちろん、顧客に飽きられないために、
10年間の中でエンジンの改良やキャブのフェイスリストなど、細かな点は少しずつ変化させます。
ヨーロッパでは、トラックを作る大手メーカーは1国に1つか2つだけというところがほとんどです。
一方日本には、日野、いすゞ、三菱ふそう、日産ディーゼルという4社が競合しています。
メーカーの数が多過ぎるという意見もよく聞かれます。
しかし、トラック大国である日本では需要も多く、
メーカーが競い合うほど優れた技術が生まれやすくなるため、一概には否定出来ません。
メーカーの数とトラックの種類は比例しますから、
中古トラックを買いたい方にとっても都合が良いのです。