トラックの「顔」

トラックの「顔」

中古トラックの場合に限らず
トラックにおいて重視されるべきは荷台スペースの確保です。
ただし、そればかりに目を向けているとかえって仕事の効率が落ちてしまう可能性を否定出来ないのです。
長距離を運転していて、腰や背中に張りや違和感を覚えた経験はありませんか?
トラックの運転では、通常の何倍も車内のシートに座っていなければいけません。
そのため、キャブの性能を向上させることが、仕事の能率を上げるうえで不可欠なのです。

 

キャブのバリエーションには大きく3つになります。
1つは、運転席のみというタイプです。
普通の車に比べれば、ゆったりと作られています。
もう1つは、座席の背後にベッドが置かれているタイプです。
運転手が仮眠を取りやすいように配慮されています。
3つ目は、ベッドに加えてルーフの位置が高く設定されているものです。
車内で立ち上がることが可能なので、着替えやストレッチでリラックスするドライバーもいます。
荷台のためにキャブが犠牲になったとしても、ルーフを高くすることでスペースは確保出来ています。
積載量とスペースの両方を増大するハイルーフ仕様は、瞬く間に人気を集めました。

 

内側だけはなく、外側にもキャブへの工夫が見受けられます。
視界を確保するために、
フロントガラスは2枚の平面ガラスから1枚の曲面ガラスへと変更されました。
同時にサイドガラスも段々と大きくなります。
次第にサイドドアの下部にガラス透視窓が設置されるようになったのです。
1990年代には、空気抵抗を抑えたキャブのデザインにも力が入れられました。
無駄な出っ張りを最大限まで減らし。丸みを持ったデザインが増えたのです。
中古トラックの中には、ルーフの上にラックを付けるといった改造を行っている車もあります。
こうした小さな工夫によって、シートやロープを収納するスペースを確保出来るのです。