早く、安全に届ける

早く、安全に届ける

物流をさらに効率的にしようという流れで生まれたのが、ウイングボディです。
バンボディ荷台を開いたとき、鳥の羽のように見えるためこう名付けられました。

 

後方からしか荷物を積みこめない場合、
積み込んだ後に奥へ押し込む手間が必要とされました。
フォークリフトを利用した積載では、
人の手では動かせないほど重い荷物を積み込むこともしばしばです。
ウイングボディでは、荷台の側面からも詰め込めるため、
作用時間を大幅に短縮出来るのです。
ただし、側面を開くためにはそれなりのスペースを確保しなければいけません。
側面全てを羽のように上昇させるよりも、
3分の1ほどを下側に開ける方がスペースを取らないため、
最近ではそういったタイプも採用されています。

 

ウイングを上昇させるには、油圧シリンダーを利用します。
車載バッテリーを動力源として、電動モーターが油圧ポンプを駆動させるのです。
開閉する部位が多いということは、それだけ外部から雨などが浸透する確率も高くなります。
それを防ぐ工夫を施すため、
バンタイプよりも重量が重くなってしまうのは仕方のないところです。
ウイングボディを新車で購入するにはかなりの資金がいるため、
中古車トラック買い取り店では需要が大きくなっています。
 

 

バンタイプの中でも、低温での輸送に特化したものが冷凍車や冷蔵車になります。
最近ではウイングタイプの冷蔵車も見受けられます。
このタイプのトラックはバン内部の温度を一定に保つために、気密性を重視されます。
ドアはもちろん二重仕様です。
ドアの奥には、保冷カーテンがかかっているという徹底ぶりです。
側面や床下には断熱材が使用されています。